グアム島観光ガイド

グアムが世界に知られるようになったのは、1521年3月6日でした。
世界一周の航海中であったマゼランがグアムを発見したのです。

それから、スペイン、ポルトガル、イギリス、オランダなどから探検隊が訪れていたそうですが、1565年にスペインが統治を宣言し、そのあと333年間は、スペイン統治下にあったわけで、そのため現在でもチャモロの風俗や習慣、宗教や生活スタイルなどにスペインの影響が残っているのが見受けられます。

そしてそれに伴い、キリスト教の布教活動も始まったわけですが、もともとチャモロの信じていた先祖崇拝などから、反発も大きかったようです。

1898年には、パリ講和条約によってグアムはアメリカ領となったのですが、1941年12月8日に日本軍はグアムを空爆し、10日に5000名の日本軍がグアムに上陸、1944年8月10日にアメリカがグアムを奪還するまでの２年７ヵ月の間、グアムは日本に占領されていた歴史もあるのです。


ちなみにその間、グアムは「偉大なる神の居る島」を意味する「大宮島」という名前に、そしてハガニア（アガニア）は明石という名前に改名されました。

このため、グアムではお年寄りの中に、日本占領時代の記憶が残っているので、このことについての言動には注意する必要があります。

　現在グアムでは、もともとの原住民であるチャモロ人が約40％、それから移民してきたフィリピン人が約40％、その他の民族が20％で構成されていることから、カトリック系のキリスト教徒が多いようです。


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